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ポニーとは
ポニーとは
「我々の国家の宝である青少年の成長を守ろう」というポニー理念として世界中に普及しています。
日本ポニーベースボール協会としては1975年に初めての日本選手権大会を開催しました。 ポニーの特徴は「2年毎の育成プログラム」を採用していることです。
ポニーリーガーたちは成長期の中にあり、身体の成長はもちろん実力の成長も著しく変化します。そのため、同じ年齢層ごとにカテゴリー分けをすることで、身体的に無理のない練習を行い、実際に試合に出て野球の楽しさを知ってもらうことが出来ます。
ポニー東北連盟は2021年に発足しました。
2020年に創設された仙台ポニー、2021年に新設された岩手ポニー、みやぎ県南ポニー、山形ポニーに加え、これまで関東連盟に所属していた宇都宮ポニー、鹿沼ポニー、栃木ポニー、新潟ポニーが移籍。東日本大震災後は一時活動を休止していた福島ポニーも含む9団体でスタートしました。
ポニーのモットーである「選手ファースト」を遵守し、選手たちがのびのびとそして楽しくプレーできる環境をつくりあげます。そして、熱い東北魂で全国のポニーリーグを盛り上げ、けん引してまいります。
野球は試合に出て覚えよう
2年毎の育成プログラムを採用
ベースボールの本場、アメリカにおいて歳月をかけて研究した結果、成長期の選手にとって最も理想的なのは2年生のリーグであるということでした。ほとんどの団体が中学生を単一大会で運営していますが、成長期の選手はこの中学期に著しい成長を見せます。
3年間を単一大会とすると、最年少の選手と最年長の選手では体力的な格差が大きく、最年少の選手は練習に何とかついていくために無理をして、結果、肘・肩等を壊してしまうことが多々あります。
また、試合用のユニフォームを与えられても控えとしてずっとベンチに座っているか、最悪の場合白いユニフォームの練習生扱いとなってしまいます。
ポニーベースボールでは、このような事態を避けるため年齢に適合したカテゴリー分けを採用しています。
カテゴリー名 | 年齢 | 学年 |
---|---|---|
シェットランド | 5歳〜6歳 | 幼児 |
ピント | 7歳〜8歳 | 小学生低学年 |
マスタング | 9歳〜10歳 | 小学生低学年 |
ブロンコ | 11歳〜12歳 | 小学生高学年 |
ポニー | 13歳〜14歳 | 中学1〜2年生 |
コルト | 14歳〜15歳 | 中学2〜3年生 |
パロミノ | 18歳以下 | 高校生以下 |
サラブレット | 23歳以下 | 成人 |
我々日本ポニーベースボール協会に所属する指導者は、野球の練習、試合をとおして選手たちを心身ともに鍛錬し「社会に役立つ未来の人材を育成する」という崇高なる使命感を持ち、米国ポニーベースボール指導理念を遵守することを誓うものである。
また、我々は選手諸君共々、日本ポニーベースボール協会の国内はもとより、国際少年野球界に占める位置をさらに向上、発展せしめるよう努めるものである。
このため、指導者の我々が自らを再教育し、選手をはじめ父母、学校、社会からいささかも非難されることのないよう下記条項にのっとり努力を重ねて前進する。
我々は少年野球を指導する立場であり、外部はもとより内部からも代償を求めてはならない。
なぜならば、代償のあるところに必ず醜い人間関係や争いが発生するからである。
選手を指導するに当り、暴力を行使したり暴言を吐いてはならない。
暴力のあるところに必ず反発がある。真の指導とは心と心の触れ合いである。
勝敗を争うことは手段であり目的ではない。
勝敗を競うファイトの中に技術、精神面の鍛錬があり、そこから学びえたものが少年期の人格形成の糧となって、やがて社会に貢献する人材に成長する。ここに協会の目的があることを明記すべきである。
日本ポニーベースボール協会の主役は選手諸君であり、我々ではない。
したがって選手たちが練習、試合をする背後から常にアドバイスをし、温かく見守るのが我々の努めである。
地域の子供さんを預かり「地域社会、国家のために役立つ青少年を育成する大事業である」という自覚を新たにし、いささかも指導者同士の争いをグランド上に反映させてはならない。
少年期後半の一番大切な時期に大人のエゴを見せつけては、何のための少年野球か。
会合等において他人の発言を封じ、自己の主張のみを通そうとする指導者は「破壊」のみであり成長はない。
会の運営に当っては、常識のある発言をし、良識ある結論を出さなくてはならない。
たとえ末端の幹部といえども平等な権利を有するものであり、機会は均等に与えられるべきものである。
そして、理事長をはじめ上級の責任者は、日本ポニーベースボール協会の永遠の発展を願い、後輩の育成に全力を注ぐべきである。
指導者は選手を指導することが肝要であるが、その作業のなかで自らを教育し自分自身が人格の向上を図り、そして成長することに無上の喜びを感じ、自らが磨かれなければならない。
選手は親から、学校、教師から預かった大切な宝物である。指導者は自己の権力、欲望のために野球技術を教えるものではない。逆に、「子供たちと一緒にプレーをし、童心にかえることの喜びを感謝せずにいられない」という謙虚な心を持つべきである。
自分以外、例えば他のチームに対しても感謝の気持ちがなければならない。
「対戦相手があってこその試合」の原則を考えれば当然のことである。
そこに行って試合をすれば良いというものではない。
球場の整備、父母の応援、茶菓の接待等、どれをとっても他人のお世話になるものである。常に考えを相手の立場においたならば「感謝せずにいられない」ことは火を見るよりも明らかである。
我々だけではこの協会の運営は不可能である。
日本、米国の理解ある協力者があってこそ可能なのである。
「我々のやっていることは良いことをしているのだから…」といって協力者に不遜な態度で接すれば、協会の鼎の軽重を問われる。
今後共あらゆる階層の協力者よりいっそうのご尽力が得られるよう、幹部は協力者に対する姿勢を正していかねばならない。